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エディタに求めるもの

目次

はじめに

みなさんはエディタに何を求めていますか?

私はプログラムを書くことを主な目的として、エディタに以下の機能を求めています。

エディタに求める機能

1. 文字入力が軽快であること

まずは動作が軽いことが大事です。サクサクと文字を入力できる軽快さが、プログラミングの効率に大きく影響します。

2. 見た目を容易に変更できること

エディタの見た目は意外と重要です。以下の項目について、好みに合わせて簡単にカスタマイズできることが求められます。

  • 行番号表示
  • フォント
  • 背景色
  • カーソル形状
  • 行のハイライト
  • 行・列の表示
  • ファイル名のフルパス表示
  • ツールバー・ツールボックスの表示
  • 文字コード設定

3. フィーリングが合っていること

エディタの全体的なフィーリングが自分に合っているかも重要です。エディタにはさまざまな種類があるため、自分の目的に合ったものを選ぶことが大切です。

4. 作業性を上げる視認性の向上

メニューバーやツールバー、キーバインドを自分好みに変更できることが、作業の効率を高めるポイントです。普段はあまり変更しないかもしれませんが、必要な機能を使いやすくできることが重要です。

5. 正規表現を使った検索・置換・grep機能

プログラミングを行う上で、検索や置換、grepで正規表現が使えないと非常に不便です。この機能は必須です。

6. 1画面に複数ファイルを表示できること(MDI)

SDIのエディタはシンプルで使いやすいと思いますが、複数ファイルを同時に編集する際には、ウィンドウを2つ用意しなければなりません。その場合、マウスに手が伸びることが増えます。

MDIのエディタであれば、1画面に複数のファイルを表示できるため、マウスを使わずに作業に集中できるという利点があります。どちらにも特徴があり、一概にどちらが良いとは言えませんが、私はSDIとMDIの両方を使い分けています。

7. grepの使いやすさ

プログラミングを行う上で、grepの使いやすさも重要です。個人的には、SDIの方がgrepの使いやすさで優れています。MDIの多くはgrep結果を画面分割して表示するため、私にとっては少し使いにくいです(画面分割しないものもあります)。

8. タブ表示

現在ではほとんどのエディタがタブ表示に対応していますが、タブがないエディタも存在します。タブがあることで、編集しているファイルの数やファイル名を一目で確認でき、マウスで直感的に選択できる点が便利です。

9. だれでも簡単に扱えること

ユーザーインターフェースが直感的で、誰でも簡単に扱えることは非常に重要です。

10. Windowsライクな操作性

私は普段Windowsを使用しているため、他のアプリケーションと同様にキーバインドやマウス操作ができることが望ましいです。エディタだけ特殊な操作方法だと違和感を覚えることがあります(個人差はありますが)。

11. 日本語の扱いが親切であること

プログラミング中でも日本語を使うことがあります。特に海外製のエディタでは、日本語の取り扱いが不十分なことがあります(例えばgrepや文字コードの認識など)。やはり日本語が自然に使用できるエディタが望ましいです。

12. 機能が充実していること

普段使う機能は限られていますが、いざというときに必要な機能が不足していないことが重要です。

13. 矩形選択機能

プログラミングでは矩形選択をよく使います。この機能が備わっていることが必須です。

14. マクロを使用できること

普段はあまり使わないかもしれませんが、何か特別な作業をする際にはマクロが必要です。機能拡張のためにも、マクロの利用は便利です。

15. マーク履歴機能

マーク履歴機能が欲しいです。おそらくマクロを使えば実現可能だと思いますが、一般的には需要が少ないのか、あまり見かけません。

まとめ

以上、自分がエディタに求める機能について書き出してみました。人によっては、ハイライト機能や補完機能なども必要かもしれません。

これまでにさまざまなエディタを使用してきましたが、これらすべてを満たすものはなかなか見つかりません。特にSDIとMDIの使い心地の違いは大きく、SDIはシンプルで使いやすいものの、1つの画面で複数ファイルを表示したい状況は多々あります。その場合、MDIの方が便利です。理想としては、SDIのようにシンプルで使いやすいMDIが欲しいところです。

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