力について

力とは何か
自分は世の中見えるもの全てがものとは思わない
今感じていることはものではない
ものがこころをつくっているのか
こころがものをつくっているのか
すべてが幻影だと思うときもある
ただそう思えないときもある
自己とそれを取り巻くもの
時間と悠久のものの移り変わり
その関係の中で
すべてが自分の生み出した幻とも思える

自己と他
もともと自己は他と同一であったと感じることがある
それがだんだんと自己という形をとっていった

変化の力
この世にはいろいろな力が働いている
ものが動くだけではなく
人のこころが動くのも力
人のこころが動く力はすべてが微妙な力
微妙な力だがそうならなければならない必然の力
そういった力は流れ
自己と他の内的な構造によるもの

構造は変化を生む
変化しないものはない
しかし構造とは何か
ものではない
ものを物質単位で時間単位で小さくしたもの
それはわけのわからない変化の力

自分は変化の力から抜け出したい
特に外部の変化の力から
自己の変化の力によって生きたい
自己の変化と他の変化が
バランスを崩すと自己が崩れる
人が崩れるときこのことが起こる
他の変化を感じとりすぎることは危険だ
自己を見失う

自己は他の変化の影響を受ける
変化の力はどんどん大きくなる
力は冗長する

力とは変化の流れ
すべての変化の流れ
人のこころもものも時間や空間
すべては変化の形成するもの

無力の世界があるとすれば
もし変化を求めなければ
すべては消滅する
変化を代償に