数について(20200224_1953)
数とはなんでしょうか。
人は数を数えます。
なぜ人は数を数えるのでしょうか。
昔は数はありませんでした。
1、2というような数え方はしなかったと思います。
しかし、数はなくても同じものを2つ見たとき
2という概念が頭の中でできていたと思います。
数は同じものを2つ以上感知したときに
感じるようになるものだと思います。
人の周りにはいろいろなものであふれています。
そんな中で人は同じものと違うものを区別します。
そして同じものがどのくらいあるかを知ります。
同じものでもどれだけあるかで受ける感覚は違います。
数を使わずにことばでどれくらいかを表現することはよくあります。
人は0と1の判断をよくします。あるかないかです。
1と2以上の判断もよくします。単数か複数かです。
どれくらいかは多いや少ないで表現します。
しかし多いや少ないではうまく表現できないときがあります。
そのときは数を使って表現します。
数はどのくらいかを正確に伝える道具といえます。
複雑なものごとの変化を捉える場合や、
規則性のあるものごとの変化を捉える場合など
ことばでは捉えきれず数が欠かせません。
人にとって数というのはどうして必要なのでしょうか。
人は変化を読み取ろうとします。
空間や場所の間での差異や時間的な移り変わりなどです。
人は変化があるから数に興味をもちます。
そして人は変化を理解しようとするからこそ
その時その場所での数というのを記憶するのではないでしょうか。