本と電子書籍の違い
本と電子書籍はどちらがいいのか そんなことを延々と考えたことはないでしょうか? 私もそんなことをずっと考えていました。 本はなぜか読みやすい 電子書籍は便利だがなぜか本に比べて読んだ気があまりしないような気がする。 見た目はどちらもあまり変わらないのになぜだろう そんなことの繰り返しでした。 ただ最近気付いたのは 本にはページを繰るという作業がともなう このページを繰るという行為はわずかな動作かもしれませんが 本と電子書籍では脳の指令が違うということに気づきました。 本のページを繰るという行為は 読書以外では日常の中でなかなかすることがない動作です。 ページの一枚一枚を繰り分け、捲っていく これは運動です。筋トレのようなハードな運動ではないですが 脳の指令を伴う運動です。 使わなければまったく使わない脳の指令を行っていることになります。 人は原始から細かい動作というのを生活の中に取り入れてきていて 体の中にしみついています。 人にとってページをめくるということは簡単でも 動物にはページを捲るということはできません。 ボタンを押すということは動物にもできるかもしれません。 そこに本と電子書籍の違いがあるように感じます。 つまり細かい動作を日常に取り入れることに意味があると感じているのかもしれません。 人は意味を感じると吸収がよくなると感じないでしょうか。